コスモス

ATOM
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972.03
24h変動率
-2.01%
24h変動値
-19.95
時価総額
3,797億
24h変動値
-19.95
時価総額
3,797億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

コスモス (Cosmos) の基本情報

Cosmosは、異なるブロックチェーン間のデータ交換を可能にする分散型ネットワーク。

発行上限
承認方式 PoS
開始日 2017年
中央機関
提唱者 Jae Kwon, Ethan Buchman
オフィシャルサイトURL https://cosmos.network/
ホワイトペーパーURL https://v1.cosmos.network/resources/whitepaper
公式X URL https://twitter.com/cosmos
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

コスモス(ATOM)とは

コスモス(Cosmos)とは、Tendermint(テンダーミント)社によって開発・ローンチされた、ブロックチェーンのプロジェクトおよびエコシステムのことで、コスモス上で使用されるトークンがATOM(アトム)。コスモスはシームレスなブロックチェーンのプラットフォームを構築する上で障壁となっていた、スケーラビリティ・柔軟性・互換性の欠陥を、独自の技術である「テンダーミント」で解消、容易なブロックチェーンの構築と取引の実現を目的としている。

コスモスの特徴

相互運用性のないブロックチェーン同士をつなげる(クロスチェーン)

ビットコインやイーサリアムをはじめとしたアルトコインには相互運用性がないため、異なるブロックチェーン同士をつなげる際には多大なコストを費やして取引を行う必要があった。しかしコスモスはZoneとHubと呼ばれる仕組みにより、異なるブロックチェーン同士をコスモス経由でつなげることに成功した。これにより取引所を介さず、通貨の取引を行うことが可能となった。

誰でもブロックチェーンを作成できる

コスモスは「Cosmos SDK」と呼ばれるブロックチェーンの開発ツールをユーザーに提供している。このツールには基本的なモジュールが揃っているため、ブロックチェーンをゼロから構築することなく容易に作成可能となった。作成したブロックチェーンをコスモス上のHubとして、他のブロックチェーンと相互運用をすることも可能である。

CosmosSDKを利用しブロックチェーンを作成した企業として有名なのが、BinanceのBinance Chainだ。Binanceを筆頭にCosmos SDKで作成されたブロックチェーンはビジネスにおいて活用されており、Tendermint社によるとそういったアプリやサービスは262種類もあるという。他企業間のブロックチェーン同士をつなげた新しいビジネスも期待されており、今後の汎用性が気になるところだ。

スケーラビリティの高さ

ビットコインやイーサリアムは、利用者が増えすぎて処理速度が低下し、手数料の高騰が発生してしまうというスケーラビリティ問題に頭を悩まされている。しかしコスモスのクロスチェーン技術は、ブロックチェーン同士をつなげる際のコストを軽減させることができるため、既存の仮想通貨の悩みの種であるスケーラビリティ問題を解決することが可能である。

Dapps(分散型アプリケーション)の開発がしやすい

コスモスは、分散型アプリケーションDappsの開発障壁が低いことも特徴の1つ。ABCI(Application Blockchain Interface)とよばれるコスモスの技術により、JavaやC++などのメジャーで比較的扱いやすいプログラミング言語を使用してアプリケーションの開発を行うことが可能となっている。

トークンの優位性

コスモスのトークンであるATOMは、コスモスで新しいブロックチェーンを作成する際の提案権や投票権、また取引の際にトランザクション手数料として使用されるトークン。ATOMは市場での流通がまだ少ないため希少性があり、配当利回りも高いことから人気を集めている。コスモスはそのエコシステム自体の汎用性から高い価値を得ているが、それと同時にトークン自体の価値も非常に高くなっている。

コスモス(ATOM)の歴史

コスモスの開発を行ったTendermint(テンダーミント)社は、2014年にジェ・クォン氏によって創業。創業から約2年後の2016年、コスモスのホワイトペーパーを公開した。2017年にはICOセールが行われ、その人気の高さからセール開始30分で完売し、約1700万ドル(日本円約18億円相当)の資金調達に成功した。

2019年4月、ATOMはBinanceに上場を果たして注目を集めた。大手取引所で取扱いが開始したことから価格は急騰。また同月、Binenceはコスモスのエコシステム上で開発した独自のブロックチェーン「Binance Chain」を使用した、「Binance DEX」をローンチした。これはコスモスのエコシステムを利用し開発されたビジネスの代表例であり、非常に話題を呼んだ。

2021年に入り価格は急上昇した。価格の高騰をもたらした要因はDeFi(分散型金融)への注目が集まったこと、そして仮想通貨投資が過熱していたことの2点が考えられている。DEX(分散型取引所)はDeFiのひとつであり、Binance DEXのようにコスモスはDeFi関連に関与しているため、同時に注目が集まったと見られている。

コスモスの今後

コスモスはブロックチェーンネットワークの中でも注目を集め、期待値も非常に高いため、そのトークンであるATOMの価値も今後長期的に上昇していくと考えられる。しかし、コスモスと類似したポルカドットなどの競合の存在は、今後の将来性を考慮する上で非常に重要である。今後の成長のキーは、競合サービスとの差別化であろう。ただ、2014年にはポルカドットとコスモス間のテスト接続を行うとの発表があり、期待値の高いライバル同士がタッグを組んだことから、ブロックチェーンネットワークのエコシステムがさらに拡大するという期待もある。

コスモス(ATOM)の購入方法

コスモス(ATOM)は日本の取引所では、GMOコインビットトレードビットポイントSBI VCトレード、Binance Japanで取り扱いがある。海外取引所でも購入は可能だが、CoinDesk JAPANでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。

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