クアンタム
QTUM- USD
- JPY
クアンタム (Qtum) の基本情報
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を組み合わせて開発された暗号資産(仮想通貨)。ビットコインの安定性に加えてスマートコントラクト機能を併せ持つことが特徴。
発行上限 | 1億枚+以後毎年1%追加発行 |
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承認方式 | PoS |
開始日 | 2016年12月19日 |
中央機関 | Qtum Foundation |
提唱者 | Patrick Dai |
オフィシャルサイトURL | https://qtum.org/en |
ホワイトペーパーURL | https://qtum.org/user/pages/01.home/Qtum%20New%20Whitepaper_en.pdf |
公式X URL | https://twitter.com/qtum |
クアンタム(QTUM)とは
クアンタム(QTUM)は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の良い面を併せ持つブロックチェーンとして、ブロックチェーンの抱える問題を解決し、ブロックチェーン経済圏の構築や産業効率の改善などを促進する目的で開発された暗号資産(仮想通貨)である。
クアンタム(QTUM)の特徴
ビットコインとイーサリアムの両方の特徴を持つ
クアンタムはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の両方の特徴を備えている。具体的には、ビットコイン(BTC)の安定性に加えてスマートコントラクト機能を併せ持つことが特徴である。
UTXOを活用した高い匿名性
クアンタムは、ビットコインと同様に残高管理の方法としてUTXOという仕組みを導入しており、高い匿名性を実現している。加えて、アカウントアブストラクトレイヤー(AAL)と呼ばれるスマートコントラクトを動作させるシステムを導入し、匿名性を高めることに成功している。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用
クアンタムではプルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを導入している。プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは、いわばプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の代替システムに当たるもので、コインを持っている割合(Stake)でブロックの承認の割合を決める仕組みである。
クアンタム(QTUM)の将来性を考えるための論点
ビットコインとイーサリアムの動向
クアンタムはその性質上、ビットコインとイーサリアムの価格変動に影響を受ける傾向がある。それゆえ、クアンタムの価格形成を考える上では、ビットコインとイーサリアムの動向について注視しておく必要がある。
国内取引所での上場
クアンタムを取り扱っている国内取引所には、コインチェックやDMMコインなどがある。今後、クアンタムを取り扱う国内取引所が増えれば、クアンタムの価格形成にポジティブな影響を与える可能性がある。
中国の規制動向
クアンタムは中国で誕生したプロジェクトであるため、中国の規制動向に少なからず影響を受けるという見方がある。中国当局で規制強化の流れが強まれば、クアンタムの価格形成にネガティブな影響を与える可能性がある。
クアンタム(QTUM)の価格推移
クアンタム(QTUM)は2016年12月に取引がスタートしたあと、2度のピークがあった。1度目は2018年に入って間もなく1QTUM=90.0ドルに達するところまで急騰し、2度目は2021年5月で30.0ドル目前まで価格が上昇している。
この2つのピークの時期を除けば、価格は1QTUM=10.0ドルを下回る水準でほぼ推移している状況となっている。
クアンタム(QTUM)の時価総額
クアンタム(QTUM)の時価総額は全暗号資産の中で170位で約4億4,400万ドルとなっている。時価総額が近い暗号資産としては、168位のether.fi(ETHFI)が約4億6,000万ドル、169位のBasic Attention Token(BAT)が約4億4,500万ドル、171位のAnkr(ANKR)が約4億4,300万ドル、172位のMask Network(MASK)が約4億4,200万ドルとなっている。
クアンタム(QTUM)の購入方法
クアンタム(QTUM)の取り扱いがある日本国内の暗号資産取引所としては、以下がある。
CoinCheck
GMOコイン
BitTrade
WhaleFin
OKCoinJapan
Binance Japan
CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で購入することをおすすめしている。
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